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<報告9> |
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運営のポイント・・・サービス提供のあり方 |
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従来型か介護型かで異なる。 |
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<従来型> |
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基本的に自立度の高い高齢者が入居⇒趣味活動や |
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レクレーション計画を重要視 |
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(1)相談、助言や介護保険サービスの利用 |
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・入居者の経歴、入居前の生活・家庭状況、心身の |
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健康状態把握 |
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・自治体や介護サービス事業者との普段の連携 |
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⇒必要時の紹介、手続き等の援助へ |
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(2)食事 |
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・1日3食の提供 |
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・メニュー、食事時間の入居者意向への対応 |
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(3)入浴 |
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・隔日以上の頻度で。ない日は出来る限りシャワー |
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使用を可能とする。 |
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(個別の入浴介助は原則行なわない。) |
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(4)日常における緊急時の対応 |
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・職員体制の整備、関係機関(併設施設や医療機 |
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関)との連携 |
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・非常通報装置や全館一斉放送設備活用により、 |
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緊急連絡を速やかに。 |
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(5)夜間の管理体制 |
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・原則として宿直を置く。 |
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・夜間対応の整備強化は今後の課題。 |
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⇒加齢による身体機能の低下 |
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⇒単独型の場合の外部機関の協力の必要性 |
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(6)保健衛生 |
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・定期的な健康診断受診機会の提供 |
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・この記録保存と健康の保持、疾病の予防努力 |
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(7)その他 |
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・部屋 = 家 ⇒入居者のプライバシー、主体性の |
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擁護 |
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<介護型> |
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「特定施設入所者生活介護」の指定を受けた場合 |
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⇒通常のサービス+「介護」 |
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具体的サービス内容・・・「指定居宅サービス等の事業 |
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の人員、設備及び運営に関する基準」 |
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(1)介護方針 |
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介護保険施設との差異・・・自立、要支援者と要介護 |
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高齢者が一緒に入居 |
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@特定施設サービス計画・・・画一的にならないサー |
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ビス提供 |
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A家族へのサービス提供方法等の説明義務 |
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B身体的拘束の禁止(緊急やむを得ない場合を除く) |
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CBの場合に身体的拘束を行なう場合の理由の記録 |
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Dサービスの質の自己評価と改善 |
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(2)特定施設サービス計画の作成 |
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計画作成担当者(介護支援専門員:ケアマネ)が作成 |
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@サービスの目標、達成時期、内容、留意点 |
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A計画原案の入居者への説明 |
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B計画を利用者へ交付 |
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C実施後も必要に応じサービス計画を変更 |
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(3)提供される介護サービスの内容 |
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・上掲の「サービス計画」に基づいて提供 |
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・入浴、排泄(トイレ誘導等)、食事、離床、着替え、整 |
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容その他日常生活上の世話 |
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・入浴は週2回以上を基本。自らの入浴困難者⇒ |
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特別浴槽、介助浴等、場合により清拭 |
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(4)健康管理 |
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・看護職員・・・入居者の健康保持のための適切な措置 |
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⇒バイタルチェック(血圧、脈拍、体温、呼 |
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吸数等の確認)、投薬等 |
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(5)夜間体制 |
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・介護職員を常に1名以上配置(対象者が全て要支援の |
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場合は別) |
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(6)協力医療機関等 |
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・あらかじめ協力医療機関を設定。歯科医療機関との提 |
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携も必要 |
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(7)記録の整備及び保管 |
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特定施設事業者・・・以下の記録の整備(2年間保管義務) |
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・特定施設サービス計画 |
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・具体的な介護サービスの内容等の記録 |
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・身体的拘束時の記録 |
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・介護業務を他へ委託した場合の記録 |
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・違反事項(介護利用指示に従わないよう介護状態の悪 |
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化や保険の不正受給)通知記録 |
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・入居者や家族からの苦情内容等の記録 |
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・入居者に代わって居宅介護サービス費の支払いを受け |
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ることへの同意書類 |
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